今日は宮崎県地域ネットワーク協議会 『地域リーダー塾』の最終発表の日でした。
出だしの名前からして重たい雰囲気漂う、ちょっと面倒くさそうなお固いイメージがあるかもしれません。まぁあながち間違ってもいませんが、結構ウィットでフランクで永井な感じの勉強会です。
まぁ簡単に言うと「宮崎のいろんな地域を支える赤レンジャーを作ろうぜ」的な勉強会です。
最終的な発表がどうだったかというのは割愛しますが、講義の中で『地域リーダーの条件』というものがありました。
その一つに「話しかけやすい」というのがあったんです。
ほーなるほど。確かにそれってあるよねーと納得でした。
田舎で生活していて結構感じる事なんですよ。
どんなに知識があって、どんなに成功能力を持っていたって、人と接するのが高圧的な人や鼻に突く人はどこか周りから敬遠されるんです。だからリーダーという所とは少し違っていってるんですよね。これって本当に勿体ない。その人自身も、そしてその地域としても勿体ない。その人を活用できれば地域としても潤う訳ですからね。
例えるなら「ダイソン持ってても掃除機掛けなけりゃいっしょ」。上手い事言いますね。
「タイソン持ってても耳かじらなけりゃいっしょ」。まぁマイクタイソンに耳舐められる方が嫌ですが(笑)
でもホントにこの宝の持ち腐れっていうのは行政や森林組合なんかもいっしょです。未だに「聞きにくれば教えてあげますよ」ってスタンスが多い。
国や県が作ったひも付き補助金(〇〇したらお金出しますよっていう条件付き補助金)がたっくさんあるのに、そして住民が活用できるような補助金もたっくさんあるのに、率先して教えようとしない。
教える努力をしていないのに「なんでみんな使わないの?」と言う。下手したら使わない事、知らない事を馬鹿にする場面もあります。そのくせ補助金ノルマ達成できずにてんやわんやで、近場の業者に頼む事でクリア。結局一部の業者しか潤っていかないパターンって本当に多いです。特に林業界。もう勘弁して欲しいっす。
税金から作られる補助金を繋げる役割にある各種団体というのは、それに頼る住民からすると正義の味方なんです。
そしてその正義の味方においしいとこどりの赤レンジャーばっかりは要らないんです。
もっと一般人目線に近い青レンジャー黄レンジャーが要るんですよ。そして女性目線の桃レンジャーもいる。全員揃ってこそ悪者と立ち向かえるんです。それが住民のヒーローなんです。
今地域に欲しいのはカリスマじゃないのかもしれません。
言葉少ないウルトラマンみたいな人じゃなく、情に厚くみんなから慕われる格さん助さんみたいな人が地域のリーダーとして必要なのかもです。
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