春ですね。
ほんと気が付くと春と言った感じで、この前まで雪が降っていたのに、もう桜満開。そして散りゆく桜。
いや~春ですね~。『花見て一杯』やりたくなっちゃいます。
そんなこんなで、春の陽気に誘われて山には山菜が出始めました。
まず顔出すのがフキノトウ。
次につくし。
そのつぎくらいにゼンマイ。
そしてワラビが出始めると、山菜の王様『タラの芽』が出始めます。
でも最近は山菜も少なくなってきてます。
何故かというと、まず第一に「増えすぎた鹿に食べられる」、そして次に「少なくなった山菜を今度は人間が採る」ので少なくなってきてます。
ワラビはたらふくあるんですけどね、ゼンマイやタラの芽、ワサビなんかは少なくなりました。
人間の被害が一番大きいのは王様『タラの芽』です。
抜群に美味しいんだけど、数が採れないからみんな見つけたらどうにかしてでも採っていっちゃう。
タラの芽は木の芽。
だから届かないものは木を伐り倒してとっちゃうんですよね。
伐り倒しちゃうと、そこに木が無くなってしまいます。すると次の年から採れなくなってしまう。
地元の人はわかっているので丁寧に採るんですが、通りかかりのよその人なんかは結構粗いですね。
ずーーーっと美味しい山菜を楽しむ為にも、次に残す意識でわきまえて採ってほしいものです。
「持続を考えた採り方をする」が山のマナー。
山の恩恵をエゴで搾取しすぎるのは昔からのバッドマナーです。
しかしやり過ぎてでも採りたくなっちゃうタラの芽。
凄いですよね(笑)さすが王様。
食で四季を感じる山の暮らし。
山に住んでて良かった。山師で良かった…と思う最高の瞬間です。
コメントをお書きください