昨日鯉のぼりについて書いたので、折角なんで5月3日に地元渡川でやった「渡川春の鯉のぼり祭り」について書こうと思います。
これは地元の小学校が閉校した事で、地域住民が集まる機会が減る事を危惧して、仲間たちと「住民の集まる機会を作ろう!」とお祭りを始めた事がきっかけで、今年で4回目となります。
別に集まって飲み方するだけでもいいんですけどね、でも折角だからもっと渡川を好きになるようなイベントも一緒にしようよって事で、地域に眠っている鯉のぼりを集めて、そしてその鯉のぼりの下ウォークラリーをしたりスポーツやったりカラオケしたりやって最終的に宴会やってます。これは必須ですからね。
今年は渡川小学校跡地を会場に、ウォークラリーをやったり、プールを使って魚釣りやったりと大盛り上がりでした。
370人くらいの集落に、地域内外合わせて200名以上の人間が集まるって結構凄いですよね。
そして今年は九州じゃらんに載り、当日もテレビ局が3社取材に来るなどなど注目度大の活動なんです。地域づくりを若者中心でやっている所って珍しいみたいで(地域づくり=年配が多いみたい)結構取材もされるんですよ。
こんな感じでね、素敵でしょ。
渡川の自然の中を家族で歩くと、新しい発見があるんです。
途中で駒打ちやったりね。
消火栓の使い方を教えるアトラクションがあったりね。これも地元の若い現役消防団が教えるっていうね、かなり素敵だと思うのよね。
地域を支える人間っていうのは老若男女関係無くって、誰でもいいからできる事をやればいいと思うんだよね。
特別な事じゃなくって当たり前のことをやればいいと思う。困っている人、困っている状況があるのなら黙って助けるのが人間の自然な姿だと思うんです。
なにより自然にやる事ってすがすがしいし、無理がないし自分も楽しい。これって林業も同じだと思うんです。
最近の林業は地域とどこか離れて行っている気がするんです。伐採して終わり。あと知らないよ、みたいな。
そうじゃなくて、その山の麓に住んでいる人が欲しい山は何なのか、山師にして欲しい仕事はなんなのか、これを疎かにしていたら持続的な林業はできないと思うんです。山が持続しないと山師も仕事ありませんからね。
地域と暮らす、地域に生きる。これって山師の大事な要素だと思うんです。山の中の仕事だけが山師の仕事じゃない。
また来年もやりますよ、鯉のぼり祭り。
地域の笑顔を守ることは山師の使命でもあるんです。
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ゆうき (水曜日, 07 5月 2014 12:27)
凄い!いい企画!出来ることからやね!