「中国木材、日向に進出!」ってニュースが宮崎を駆け回って久しいですが、ようやく今年8月から段階的に稼働を始めるみたいです。
最初の頃はみんな中国木材の事知らないんで、「え?中国の企業が進出してくるの??大丈夫それ?」みたいな感じでした。
ま、今もほとんどの人はそう思っているかもしれませんね。
なので良い機会ですので宮崎に住む山師的目線で、分かりやすく中国木材の宮崎(日向)進出について書いてみたいと思います。宮崎人は要チェックです。
と言う訳で中国木材とは中国の企業ではなく、広島県呉市に本社を置く日本最大の集成材加工会社の事を中国木材と言うんですね。「日本の中国地方にある木材会社で中国木材」と思ってもらえれば分かりやすいと思います。
規模は日本最大と書きましたが、もう日本で№1の規模を誇る木材会社だと思っていいですね。北米から船で直接自社工場に持って来て製材するという超豪腕な手法で、米松(アメリカ産松)の50%は中国木材が輸入しているとされています。そしてそこから作られた製材品も日本でトップシェアされ、3軒に1軒は中国木材の製材品を使って作られているんです。昨年の売上高723億円で、日本林業界のモンスター企業、それが中国木材なんです。
そしてその中国木材が日本中から目を付けたのが、日向細島という訳なんですね。
と言う訳で池上たけしが説明する中国木材編。この後何回かに分けて書きますので、メモしながら読んでくださいね。そして会社で知ったような口で話ちゃって下さい。
明日は「何で日向なのか」ってところを話します。
つづく。
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